津尾尋華の漫画実写化映画鑑賞

漫画の実写映画の感想など書いていこうと思います。

漫画の実写映画化っていうほど地雷か問題

はい、こんにちは打ち切り漫画大好き津尾尋華です。

 

もう一つのブログではジャンプ打ち切り漫画(1980年以降の3巻完結以内の企画物以外のジャンプ作品)の紹介ブログなどやっております。https://utikirimanga.hatenadiary.com

 

こちらの方では、漫画の実写映画についての感想だったり紹介だったりをやっていく予定です。タイトルだけ書いてだいぶ放置してましたが、打ち切り漫画の方が一区切りついたのでちょこちょこ書いていきたいと思います。

 

 何かが実写映画化されると必ず「実写が漫画超えたことないやろが」の松本人志の画像が貼られるくらい実写化が忌避される向きがありますが、実際そうでしょうか?駄作が悪目立ちすること、ジャニーズに代表される演技力のない俳優女優がゴリ押しで主役やヒロインに配置され酷い出来の作品が出来上がることは、まあ、ままあるんですが、実際そればかりでないことはご存知のはずです。

 

漫画のネームバリュー×旬の俳優女優またはジャニーズという戦略が成立するようになる90年代以前にも漫画実写化は散々行われていました。

 

真田広之千葉真一の「コータローまかりとおる」や、三上博史、ユンピョウ、安田成美の「孔雀王」、ジャッキー・チェン後藤久美子の「シティーハンター」など。まあ、珍作の部類も多いいんですけど、成功作もそこそこ多いです。実写化しやすいヤンキー物、恋愛物、会社物との相性は良く、古くは釣りバカ日誌ビーバップハイスクールと原作を上回る映画化が行われ、近年でも海猿るろうに剣心、ピンポン、のだめカンタービレデスノート(『L change the WorLd』、『デスノート Light up the NEW world』は除く)あたりは原作と比肩する出来でした。致命的に相性が悪いのが、原作再現に予算が莫大にかかるファンタジー、特撮やCGを駆使しないと再現できず、これまた予算が莫大にかかるバトル、SF、スペオペ、演技力の未熟な子役を大量に配置するか、行きすぎた年齢詐称をせざるを得ない少年少女主人公物です。要するに少年漫画と相性が悪い。

 

少女漫画はイケメンと主人公という記号でキャラが構成される為、それなりに似せる事ができるんですが、体型、髪型、髪色でキャラをたてている少年漫画は再現しようとすると異様な違和感を感じさせることもままあります。あと恋愛が主軸の場合違和感が少ない為、少年・少女誌で見ても少年漫画のほうが抜けて相性が悪いです。

 

そうは言っても、剣心の殺陣のスピード感や必殺技のリアルへの落とし込みや、デスノートの簡潔な原作を上回る結末など、実写映画いけるやん!という事例もあるので、なるべく少年漫画、ヤンキー、恋愛、会社ものを除いたバトル物の紹介をしていきたいと思います。

 

ちなみ参考までにこれ描いてる時点の評価としては下記のようになります。

 

るろうに剣心 デスノート

>原作を上回る出来 90点>

ニッキーラーソン 魁!男塾 今日から俺は DMC 

>>原作好きにもおすすめ 80点>

 翔んで埼玉 ちはやふる 珍遊記

>>十分楽しめる出来 70点>>

MW   おろち

>>原作ほどのパワーはない 60点>>

ジョジョ 変態仮面

>>明らかに原作よりおちる 50点>>

キャシャーン シティーハンター(ジャッキー版)

>>だいぶ見るのが辛くなってきた 30点>>

デビルマン 

>>タイトルに関わる作品を全て見ないと気が済まないなら仕方ない 20点>>

ドラゴンボール

≧虚無

 

大きく意見が違わないようでしたら、みていってください。ゆっくりですが、少しづつ書いていきたいと思います。

なおブログ主は漫画好きな一般人で特に映画には詳しくありません。映画的技術論とかには特に触れずあくまで漫画の実写映画ってどうなの?というのをゆる〜くかいていく予定です。